上杉伯爵邸 (64 画像)
上杉伯爵邸は、明治29年、元米沢城二の丸跡に上杉家14代茂憲(もちのり・伯爵)の別邸として建てられた。当時は敷地約5,000坪、建坪530坪という壮大な大邸宅であった。 しかし、大正8年米沢大火で類焼し焼失。大正14年に、銅板葦き、総ヒノキの入母屋づくりの建物と、東京浜離宮に依って造園された庭園が完成した。
設計者は中條精一郎(建築家。作家宮本百合子の父。代表作に慶応義塾大学図書館旧山形県庁など)、施工は名棟梁江部栄蔵による作品である。かつて、鶴鳴館(かくめいかん)と称され、皇族の御宿所ともなった、文化財的価値のある邸である。国の登録有形文化財に指定されている。
現在は、郷土料理、米沢牛料理、デザートを食べることができる。

・山形県米沢市丸の内1-3-60
公式ホームページ

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