山手214番館(ベアト邸跡) (4 画像)
山手214番館は、旧居留地であった山手の西南に位置し、現存する大正末から昭和初期にかけての西洋館の中で、規模も大きく意匠が整った、横浜を代表する西洋館の一つである。建物の最初の所有者は不明だが、かつてスウェーデン領事館として利用されていたことがあった。
建物は、斜面地の特性を生かして建てられ、大きな袴腰屋根を持ち、2階の窓は屋根窓の形式をとっている。間取りは、玄関ホールと階段を中央に、左右に主たる部屋を配した、中廊下型のプランである。
また、この山手214番地は一時期、幕末・明治初期に活躍した著名な写真家フェリーチェ・ベアトの所有となっていた場所である。

・神奈川県横浜市中区山手町214

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