小林弥兵衛(小林一茶弟)の屋敷 (9 画像)
1827(文政10)年閏6月1日の大火後に建てられた建物で、一茶の弟弥兵衛分の敷地にある町家である。
晩年故郷に定住した一茶は、父の遺言に従い間口9間の家を仕切って弟家族と同居したが、大火で類焼し、仮住まいの土蔵で亡くなった。
大火直後に建てられたこの町家は、1847(弘化4)年の善光寺大地震にも耐え、往時の柏原宿を伝える貴重な建物となっている。
桁行4間、梁間3間半、寄棟造りの2階家で茅葺、正面・南面・背面に下屋があり、部屋は四つ間取りで、南側に上座敷・下座敷、北側に寝間・茶の間と通り土間がある。
後にこの家に住んだ大工の米蔵は2階を増築し、1861(文久元)年の金沢藩の参勤交代の際、20人と馬1疋が宿泊した記録が残されている。

●一茶記念館
●俳諧寺(小林一茶の墓)
●小丸山公園
●小林一茶旧宅

・長野県上水内郡信濃町柏原48
公式ホームページ

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