竹野屋旅館 (5 画像)
1877(明治10)年出雲大社にほど近い眞名井地区の農家の四男であった初代竹内繁藏が、大社を訪れる参拝客のために開いた小さな宿、それが「竹野屋」の始まりであった。 以来、2代から3代へと家業は引き継がれ、敷地の拡大と建物の増改築を重ねて現在の木造本館の佇まいとなったのは、1929(昭和4)年のことである。
大社町に鉄道時代が到来した大正から昭和半ばにかけては、修学旅行など団体の客が増えていった。また、戦時中は疎開児童受け入れのお宿として全国的にも名前が知られるようになっていった。 1971(昭和46)年より15年間に渡り大社町長を務めた4代目が、敷地西側に新館を増築。その頃、出雲大社をご参拝される皇室の方々をお迎えする光栄にも幾度か恵まれた。尚、シンガーソングライターの竹内まりやは4代目繁藏の三女にあたる。
2016(平成28)年秋には、諸設備を一新すると共に、日本書道界の重鎮・石飛博光の揮毫を看板に戴き、装いも新たにリニューアルオープンされた。

・島根県出雲市大社町杵築南857
公式ホームページ

クリックして画像を拡大





トップページへ inserted by FC2 system