猿ヶ辻 (7 画像)
御所の鬼門にあたる東北部分の築地塀は、直角を避けて内側にへこんだ形状。土塀の上部の屋根裏には烏帽子姿に御幣を担いだ猿の木像を置き、鬼門除けとした。この猿は、御所の鬼門を守る日吉山王神社の使者だが、夜になると付近をうろつき、いたずらをしたため、金網を張って閉じ込められたという。開国派とその反対派がせめぎあう幕末のさなかの1863(文久3)年、公家で尊攘派の急先鋒の一人であった姉小路公知が暗殺された「猿ヶ辻の変」はここで起こった。

・京都府京都市上京区京都御苑
公式ホームページ

クリックして画像を拡大





トップページへ inserted by FC2 system