佐藤春夫記念館 (8 画像)
大正時代、新進作家としてデビューした佐藤春夫は、小説・詩・評論・随筆と、その活躍は多様・多彩で、わが国の近代文学に大きな足跡を残し、文化勲章にも輝いた。 春夫はふるさとをこよなく愛し、「空青し山青し海青し」と詠って、「望郷詩人」とも呼ばれた。
佐藤春夫記念館は、東京都文京区関口町の春夫旧邸を、平成元年新宮市が、春夫の生誕の地近くのここに移したものである。建物は昭和2年完成、文化学院創設者で、新宮にもゆかりが深い西村伊作の弟大石七分の設計になる。
庭には、末弟秋雄のドイツ遊学の記念として、マロニエの樹が植えられ、若く逝った弟を偲んで、春夫はこの樹をこよなく愛した。
記念館では、客間を再現し、いくつかのコーナーを設けて、直筆、遺品、関係資料、春夫愛用の品々などを展示、くつろいだ姿の写真も掲げて、文豪を偲ぶよすがとしている。

●佐藤春夫旧居跡
●佐藤春夫旧宅(佐藤春夫記念館)
●熊野速玉大社
●丹鶴小学校跡
●佐藤春夫成育の家跡(熊野病院跡)

・和歌山県新宮市新宮1
公式ホームページ

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